2009-07

213 チーズはどこへ消えた2

◆前回は、前に話題となった書籍、「チーズはどこへ消えた?」のメインテーマである
 「変化」というものについて、考えてきました。

 今回は、その続きです。


◆少し前まで、半ば常識化していた、「よいとされる大学に入ることで、良いとされる就職口が
 見つかる」ということにも変化が見られます。

 いくら良いとされる大学を出ていたとしても、人間ができていなければ就職口がみつからなく
 なってきています。

 そして運良く、就職できたとしても給料が上がっていくことは難しい状況です。


 また、昔のように貯金してお金が増える時代も終わりました。
 逆に金利の低さから、実質価値はマイナスにさえなることもあります。

 このような現実に目を向けず、ただひたすら給料を貯金し、少したまったところで当たり前の
 ように車を買ったりレジャーに使うという消費行動がはたして良いのでしょうか?


◆本書の記述を借用するのであれば、「すでにチーズは減り続けている」のです。

 このことに気づかず、チーズを食べ続けているとどうなるか?

 本書の登場人物である「ヘム」のように変化を嫌い、変化を否定し、以前のチーズを
 未練がましく待つだけの人になってしまうでしょう。


 もう一人の登場人物「ホー」のように、新しいチーズを探す旅へ出かける時が
 近づいています。

 いや、すでにその時が来ているのです。


 もちろん、その第一歩目が一番難しい。

 ですが、何事も第一歩目がなければ、二歩目はありません。
 第一歩目が無ければ、新しいチーズを探す旅には出られません。


 昨日までと同じ考え、生活を今日、明日と続けるのではなく、
 今の状況に対応する、今の変化に対応するということが、未来に向けて
 とても大切なことではないでしょうか。


 「チーズはどこへ消えた」から、そのようなことを感じましたが、あなたはいかがでしょうか?


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プロフィール

Author:woodship
「一隅を照らす」の筆者「woodship」と申します。

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