2009-11

6 派遣社員3万人失業

★★★ 時事通信 ★★★

「派遣切り」で3万人失業へ=10月から半年間に−厚労省調べ
11月28日8時35分配信 時事通信

 雇用契約を更新されなかったり、契約途中で打ち切られたりする、
いわゆる「派遣切り」などで失業した非正規労働者が10月以降、来年3月までの
実施予定も含め、全国で3万人に達することが28日、厚生労働省のまとめで分かった。
 全国の労働局やハローワークを通じて企業に聞き取り調査を実施した。
それによると、契約切れなどで職を失った労働者は派遣が65.8%と最も多く、
次いで期間工などの契約社員が19.2%を占めた。
 大半が製造業で働いていた人たちで、都道府県別では、自動車関連のメーカーが
集まる愛知(4104人)が飛び抜けて多く、岐阜(1986人)や栃木(1680人)、
長野(1616人)、広島(1568人)も目立った。 

★★★ 時事通信 ★★★

◆先日、IBMで1000人のリストラが発表されている。そして今回このニュース。

 実は、私も数年前、派遣社員だった経験があるので契約が更新されるかされないのか
 わからない状態というのは、何とも気持ちが不安定であることは身を持って経験している。

 ちょうど、私が派遣社員だったころも、就職大氷河期と言われ、失業率は今以上に
 高かったと記憶している。

 しかし、経済状態はそのころ以上に今は悪いかもしれない。


◆しかし、別の視点で見ると話は変わってくる。

 別の視点とは、企業側の視点である。

 経営者からすると、契約期間を定めた従業員とは、企業経営においてリスクを回避する
 手段である。

 バブル崩壊前に人を増やしすぎ、バブル崩壊と共に、社員のリストラが横行した。

 一部、「派遣廃止」というような声が聞こえてくるが、仮に「派遣」が廃止されると、
 今の派遣社員はすべて正社員になれるだろうか・・・?

 私は「否」だと思う。

 今、派遣として働いている人は、アルバイトまたは失業ということを余儀なくされる人も
 少なからず発生するはずである。

 企業は過去の過ちを犯さないよう、正社員をむやみやたらと増やすことをしないだろう。

 だとすると、契約期間を区切った社員という存在を否定してしまうと、過重労働の正社員と
 仕事の無い人が増大するということは考えられないだろうか。


◆労働者を守るということは必要である。しかし、企業に負担をかけすぎることも
 結局は、労働者である国民への負担として跳ね返ってくることを肝に銘じなければいけない
 かもしれない。




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